買い物は投票
2024.08.20

遺伝子組み換えという言葉は良く目に、耳にした事があるかと思いますが、どのような事かご存じでしょうか?
納豆やポテトチップスなどの裏面などで見た事がある方も多いと思います。
遺伝子組み換えとは作物などに対し、他の生物の細胞から抽出した遺伝子を組み換え、新たな性質を持たせる事を言います。
害虫に強くなる、除草剤に強くなる等、作物に新たな特性を加える事が可能となります。
遺伝子組み換えしたものを人間が直接食べるには問題ないとされておりましたが、過去にカナダで行われた調査で妊婦や胎児の血液から遺伝子組み換えトウモロコシに含まれる毒素(害虫を殺す成分)が発見された事や、
アルゼンチンでは遺伝子組み換え大豆に噴霧する農薬により、近くの住民のガンや白血病、出生異常等が発生しております。
遺伝子組み換えは農薬を減らすという謳い文句で広がったようですが、ほとんどの地域で農薬の使用が増え、水や大地を汚染し、人の飲食物への影響や動植物が被害を受けています。
そういった事実を隠すように、日本では令和5年4月より表示制度が変わりました。
遺伝子組み換えかどうかが使用されているか、わかりにくくなるような改定がありました。
消費者に選択させない、考えさせないような表示改定です。
最近では、買い物は投票という言葉も良く耳にします。
日本では穀物のほとんどを輸入に頼っているため、なかなか遺伝子組み換え食品が減る事はありませんが、消費者である私たちがそういったものを買わない事で、自分の体や未来の子供、水や植物を守る事に繫がり、遺伝子組み換え品に追いつめられる企業を応援する事にもつながります。
その他にも、大手企業で有名な芸能人が出てるから、皆が食べてるから、安いから安心と思うのではなく、自分から情報を取りに行って、より良いお買い物をしていきたいです。
現代は情報も食べ物も雑貨も日用品も、あふれかえっている世の中、食品も化粧品もより良いものが残る世の中にしていきたいですね!!!